商品開発部

商品開発部 2013年4月新卒入社

商品開発部のメンバー

就職活動

大学院1年生の12月から就職活動を開始しましたが、大学院ではバイオセラミックスを学び、人工骨の研究をしていました。その際に自分で作った材料との性能比較のため、すでに臨床で使われている製品をよく調べていました。そのためオスフェリオンのメーカーであるオリンパス テルモ バイオマテリアルは、就職活動を始める以前から良く知る企業でした。

また、大学院で応用化学を学んでいたため化学の知識を生かしたモノづくりをしたいと考え、医療機器、トイレタリー、化学業界の材料系開発職を志望していました。

オリンパス テルモ バイオマテリアルの魅力

私が就職活動を進めていた企業の中で、大学院時代に研究していた人工骨の開発に携われる唯一の企業がオリンパス テルモ バイオマテリアルでした。

1つの製品の開発にはたくさんの人が携わっていますが、製品開発に一貫して携わることができ、専門知識が豊富なメンバーが揃っていて、また、営業部・マーケティング部と開発部の連携がとりやすく、ユーザーの要望に沿った製品開発がしやすい部分がオリンパス テルモ バイオマテリアルの魅力の一つだと思います。

オリンパス テルモ バイオマテリアルでの仕事

大学院生時代には、ヒトの骨と同じ組成であるハイドロキシアパタイトを用いた人工骨の材料検討や、細胞実験や動物実験によって試作した材料の生体適合性を評価するような研究を行っていました。
入社後は人工骨であるオスフェリオン製品の開発に取り組んでおり、材料検討や動物による評価などを行ってきました。学生時の研究テーマと仕事への直結度合いは高く、学生時代に学んだ知識はオリンパス テルモ バイオマテリアルでの業務に活きていると思います。

現在、商品開発部に所属し、オスフェリオン関連の製品開発および周辺器械の開発を担当しています。
開発に携わった製品が上市され、実際に製品をお使いになった医師の方々や、治療を受けた患者様にご満足いただいている声を伺ったときに大きなやりがいを感じます。
仕事は「チームワーク」で進めることが大切だと考えています。

ミーティングの様子

担当業務で疑問や不安なことがあれば先輩や上司と話し合うようにしています。1つの製品を開発するまでには研究→開発→生産→上市と段階を踏み、大勢の人が携わっていきます。仕事で立ち止まるような場面があれば早い段階で周囲の協力を得て、軌道修正できるよう心掛けています。また、これは特に意識して行っていることではありませんが、部署問わず周囲の方々と日頃からコミュニケーションを取っており、互いに協力しやすい環境でありたいと考えています。

今後の目標

変形性膝関節症は高齢化とともに悩まれる患者様は多くいらっしゃいます。高位脛骨骨切り術(HTO手術)による治療を受けた患者様の多くは、自身の膝関節が温存されているため術後の日常生活に制限がなく、スポーツにも復帰することができます。

今後の目標は、膝周囲骨切り術の製品ラインナップ(プレート、人工骨、周辺器械)を拡充できるような製品開発に取り組むことです。医療現場で患者様の症状に応じて治療の選択肢が増やせるよう、また医療従事者様の使いやすさを重視した製品開発を行いたいと考えています。

応募者へのメッセージ

当社の医療機器開発では研究・開発・生産・上市段階まで一貫して携わることができます。営業部・マーケティング部と開発部の連携もよく、医療現場の要望に合った製品開発をすることができます。材料・器械開発という立場から医療に貢献できるやりがいは大きいと感じています。

整形外科領域の医療機器開発に興味のある方は、ぜひオリンパス テルモ バイオマテリアルにご応募ください。ご一緒に働けることを楽しみにしています。

一日のスケジュール(例)

8:45
出社。座席にてメール対応。
9:30
グループミーティング(グループ各メンバーの1週間の進捗状況を報告。担当業務の相談。)
11:00
開発審議書類の作成
12:00
昼食
13:00
工場生産機のバリデーションレポートの作成
15:00
自分が開発した人工骨と併用する手術用器械のユーザビリティ評価
16:00
新製品のアイデア出しと特許出願対応
18:00
退社