男性育児休業の取得インタビュー事業企画部

オリンパス テルモ バイオマテリアル(以下、OTB)では、子育て中の社員が働きやすい環境づくりに取り組んでいます。
本ページでは仕事と育児を両立する社員のインタビューをご紹介します。

事業企画部 販促推進グループ

入社前の仕事とOTB入社を決めた理由を教えてください。

前職は専門商社で、主に新卒採用・研修などの人事総務業務に携わっていました。
転職活動を行う中で、以前からメーカーで働くことを希望していたことと、これまでの自分の経験が活かせると考えOTBへの入社を決めました。

現在の家族構成を教えてください(2024年2月現在)。

私、妻、8か月の長女の3人家族です。

子育てや仕事でこれまで苦労したことや大変だったことを教えてください。

私と妻にとって初めての子どもだったので、妊娠中から大変なことばかりでした。
高齢出産であったため出産する施設にしても二人で何度も相談しましたし、頼れる親族も近くに居なかったため生まれてからの生活は大丈夫なのか、正直なところ楽しみ半分、不安半分といった状況でした。
そんな中で出産は無事に終わったのですが予定日より10日ほど早かったため、迎え入れの準備にひとり奔走したり、育児休業開始を早めるために仕事を調整したりと大変なこと続きでした。それでも、病院で初めて娘と会った時は言葉にならない喜びがあったことを今でも覚えています。
家族が増えて楽しいことも増えましたが、月齢と比べ発育は順調なのか、保育園は無事に決まるのかといった苦労や悩みは尽きません。この記事を作成している時点では、いわゆるパパ見知りが始まったようで個人的にとても辛い時期に突入しています(笑) 。
しかし、出来ることがどんどん増えていく娘の姿を見ると、逆に私の方が教えてもらうことも多くあるので、苦労も今しかできない経験として楽しむくらいの気持ちでいたいと考えています。
出生時を今、振り返っても妻のがんばりをはじめ、会社や周りのサポートが大切だということを心から実感しました。

出生時育児休業(産後パパ育休)を取得されて良かった点を教えてください。

良かった点は、退院のタイミングで育児休業を開始したので、新しい生活を3人で一緒にスタートできたことです。特に出産直後は妻の体力も万全ではなかったため、その間の育児や家事を行えたことも大きかったと思います。
正直、4週間で出来ることは限られているのではないかと懐疑的に考えていましたが、沐浴、おむつ替え、寝かしつけ、家事全般を通して、とても貴重な家族の時間を過ごすことが出来ました。妻の方も、あの時に私がそばにいてくれて本当に助かったと言ってくれているので、育児休業を取得して良かったと思っています。
取得に際し相談に乗っていただいた人事総務部、また業務の調整や引継ぎに対応してもらった職場の上司や同僚には今でも感謝しています。

育児休業取得前と後で育児についてご自身の考えに変化はありましたか。

私自身、育児休業を取得する前は「男性の育児参加には限界がある」という先入観を持っていました。
しかし直接、子どもへ関わることはもちろん、妻が子どもの世話をしている間に家事を済ませておくのも立派な協力ですし、時にはお互い一人になる時間を作ってあげることも大切だと思うようになりました。
妻からは今でも「あの時期は話を聞いてもらえるだけでも助かった」と言われるため、そばにいる時間を作るだけでもサポートになるということを学びました。育児と一言で言っても、その方法にはいろいろな形があることに気づきました。

男性の育児休業取得に向けて、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

私個人の考えとして、子供のことは周りに頼らずにまず夫婦だけで解決しなければならないと思っていましたが、いざ出産・育児を経験してみると夫婦二人だけではどうしても限界があります。そういった時に頼れる場所として、例えば地域の支援センターや、育児支援を行っている民間団体がありますし、保育士の無料相談コーナーを設けている商業施設もあります。
調べてみると初めて知ったことも多くありましたので、過度に抱え込まずに頼れる所は積極的に使った方が良いと感じました。

仕事と育児の両立に際して、OTBのサポート体制やフォローについて感じたことを教えてください。

仕事中の様子

初めに人事総務部に相談をしてから、社会保険や子育て支援などの様々なサポート制度を教えていただきました。また私の場合、予定より早まった出産だったため急遽育児休業を前倒しで開始したのですが、その際も迅速に対応していただけたのでとても助かりました。

子育てに関わる社員がよりイキイキと働くために、何が必要だとお考えでしょうか。

今回は子育ての話をメインにしていますが、私の場合は加えて一人暮らしをしている父が体調を崩したため、育児と介護の両方をこなさなければいけない時期がありました。
今後、私と同じような状況になる社員も少なくないと思うので、会社の理解と制度としてのサポートがあれば、一人一人がよりイキイキと働くことが出来る環境が作れるのではないかと思います。

最後に。リフレッシュのために大事にしている趣味や時間があれば教えてください。

子どもとの写真

趣味のスポーツ観戦です。最近は専らテレビで観ることが多くなりましたが、いつの日か家族全員でスタジアムへ行く日を楽しみにしています。今はその準備として、娘が同じチームを好きになってくれるように日々教育中です(笑) 。

オリンパス テルモ バイオマテリアルは子育てサポート企業として「くるみん」「プラチナくるみん」を取得しております
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