親会社変更に関するお知らせ

2024年05月27日

オリンパステルモバイオマテリアル株式会社(以下「当社」)は、連結親会社である オリンパス株式会社(以下「オリンパス」)が、2024年5月25日に、下記の通り、PTCJ-6O ホールディングス株式会社及び PTCJ-6F ホールディングス株式会社(ポラリス・キャピタル・グループ株式会社が設立した特別目的会社、以下 「ポラリス・キャピタル・グループ」と総称する)に対して、オリンパステルモバイオマテリアル株式会社 および FH Ortho SAS社(以下 「FHOグループ」)から構成される整形外科事業部門を譲渡すること(「以下本事業部門譲渡」)について、ポラリス・キャピタル・グループとの間でプット・オプション契約を締結しましたので、お知らせいたします。フランス法上義務付けられている、FHOグループの関係従業員代表機関との間の FHOグループ譲渡に対する協議完了後、オリンパスは 当該プット・オプションを行使することができ、オリンパスとポラリス・キャピタル・グループは、株式譲渡契約に基づき、本事業部門譲渡を行うことになる見込みです。その後、本事業部門譲渡は、関連規制当局の承認およびその他の慣例的条件の成就を条件として、完了されることとなります。

当社は、日本を中心に整形外科事業を展開しており、人工骨(バイオマテリアル)、AKO(膝周囲骨切り術)用金属プレート、その他関連製品の開発・製造・販売を行ってきました。親会社であるオリンパス株式会社は、2020年11月には整形外科領域での製品ポートフォリオの強化とグローバルな販売ルートの獲得を目的として 欧州(フランス)に拠点をおく FH Ortho SAS社を買収、2023年8月にはテルモ株式会社から当社の株式を取得して完全子会社化するなど、オリンパスとして、整形外科事業の拡大を目指してきました。

しかしながら、オリンパスの事業を取り巻く環境が急速に変化する中、事業ポートフォリオの“選択と集中”をさらに進める検討を重ねた結果、オリンパスの整形外科事業(当社 及び FH Ortho SAS社の全株式)をポラリス・キャピタル・グループに譲渡することが、オリンパスグループの企業価値向上 及び 整形外科事業(含む当社)の自律的かつ持続的な成長の実現に最適であるとの結論に至っております。

当社は、AKO、スパイン、人工骨等における20年以上の革新の歴史に基づき、日本地域を中心としたTopクラスの製品、ソリューション、サービスの提供を行ってきました。今後当社は、これまで以上に俊敏で迅速な意思決定を実現し、整形外科分野におけるイノベーションの加速、ポートフォリオの充実を続けてまいります。生体材料のトップランナーとして、また、再生医療のパイオニアとして、“イキイキ”とした 価値創造を通じて医療に貢献し続けてまいります。

ポラリスの会社概要は以下のとおり

会社名
ポラリス・キャピタル・グループ株式会社
所在地
東京都千代田区丸ノ内1-9-1
代表者
代表取締役社長 木村 雄治
事業内容
企業の事業再編・再構築支援等を目的としたプライベートエクイティ(未公開株)ファンドの運営

本件に関する問い合わせ先

オリンパステルモバイオマテリアル株式会社 人事総務部 03-5738-3950