和解成立による特許侵害損害賠償請求訴訟の終了について

2022年05月23日

オリンパステルモバイオマテリアル株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:橋本 弘、以下「OTB」)は、HOYA Technosurgical 株式会社(本社:東京都新宿区、社⾧:新田 康之、以下「HOYA Techno」)に対し、同社の骨切術用開大器(以下「HOYA Techno 製品」)について、OTBの保有する特許第4736091 号(発明の名称「骨切術用開大器」、以下 「本件特許」)の侵害を理由とする特許侵害損害賠償請求訴訟(以下「本件訴訟」)を東京地方裁判所に提起しておりましたが、今般、裁判所から和解の勧めがあり、OTBとして訴訟の目的を十分に達成したと判断したことから、令和4年5月20日付け和解をもって、本件訴訟を終了させることといたしました。和解の内容は、秘密保持の対象であるため開示できません。

なお、OTBは、本件訴訟に先立ち、HOYA Techno 製品に対して本件特許に基づく侵害差止訴訟(東京地方裁判所平成29年(ワ)第18184 号)を提起し、侵害および差止を認める勝訴判決を得ており、同判決は、控訴審(知的財産高等裁判所平成31年(ネ)第10005 号)でも維持され、最高裁判所の令和2年10月6日付け上告不受理決定により確定しています。

OTBは、今後も、他社の知的財産権を尊重するとともに、OTBの知的財産権を侵害する他社に対しては適切かつ正当な対応を行います。